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自分の「軸」がないのに、働き方や人生は選べない

「転職したら、悩みは解決すると思ったのに」

「好きなようにやってごらんって言われるけれど、どうしていいか分からない」

「私ばっかり、どうしてこんな思いをしなきゃいけないの?上司も部下も勝手な人ばっかり!!」

 

自分の働き方も自分の人生も、「自分で決めたい」と思う一方で、選択肢が多くて、誰かが決めてくれたらいいのになーと思うことってありませんか?

 

逆に「周りは自分勝手だから、私ばかり我慢しなくちゃいけない。私だって、もっと自由に選びたいのに」と思っている人もいるかもしれませんね。

 

これからの時代、自分の人生や働き方を自分で「選択」するためには、自分の軸を作ることは必要不可欠です。

なぜ、自分の軸を作ることが必要なのか?

それは、今の時代は正解がないからです。

 

正解がないということは、自分の基準で物事を判断する必要があるということ。

判断の基準がないと迷うし、ぶれますよね。その基準が「軸」なんです。

 

この記事では、「自分の軸を作る」という事に焦点を当てて、解説しますね。

自分の軸を作るなんて言われてもよく分からない!とか、自分の軸がないとどうなるの?と思う方は、ぜひ読んでくださいね。

軸がなくても、直感が働くなら良い?

「直感で決めたらうまくいった」

 

という話もよく聞きますよね。

ファーストチェス理論を知っていますか?

 

これは、チェスの名人に盤面を見せて次の手を考えてもらったところ、5秒で考えた手と30分考えた手が、実は86%が同じだったというもの。

だから、長い時間かけて考えた答えは、ほとんどが直感で答えたものと同じという理論です。

 

これだけ聞くと、直感で選べばいいんだから、軸なんていらないと思ってしまいそうですが・・・

実はそうではないと私は思っています。

 

「直感」と「あてずっぽう」は違いますからね。

直感とは、無意識下に蓄積されている過去の経験から、脳が瞬時にアウトプットしていたものと言われているんです。

 

こんな時にはこんな経験をした。

あっちの時にはあんな経験をした。

だから、きっとこうなるに違いない。

 

という事を脳が瞬時に判断しているわけですね。

ここでのポイントは「過去の経験」が元になっているということ。経験していないことは、判断することができないから、単なる「あてずっぽう」になってしまうわけです。

 

過去の経験から脳が瞬時にアウトプットしているのが「直感」なら、その時々の思い付きで判断基準が変わるより、ある判断基準を持って判断した方が、直感の精度も上がるはずですよね。

だから、直感をより活用するためにも「軸」は必要となるわけです。

軸がないから誰かや何かに振り回される

判断基準となる軸を持つと、環境が変わってもブレることが少なくなります

ん?それってどういうこと?と思うかもしれませんね。

ちょっと例を出して説明しますね。

 

例えば、あなたが彼と別れるかどうか迷っているとします。

Aさんに相談したら「別れなよ!」と言われ、そうするしかないのか・・・と思っていたら、Bさんから「何でそんなことで別れるの?もう1回、彼と話し合ってみなよ」と言われて、さて、どうしよう・・みたいな(笑)

 

その時に、「最後に相談した人の意見を取り入れる」と決めていたらどうでしょう?

AさんとBさんが違うことを言っていても迷わないですよね。

ここにCさんが登場したら、Cさんの意見に従うので、これも迷わない。

 

「最後の人」と決めたなら、それが何人になろうと、どんなに色んな意見が出ようと迷わずに即断できるわけです。

 

これはすごく極端な例だけれど、自分の働き方や人生を自由に選択するなら、この判断基準となる「軸」が大事なのは、なんとなく伝わったでしょうか(笑)

 

軸がないから、「こんなはずじゃなかった」とか「環境が変わったから」とか「上司(あるいは同僚や部下)が理解がないから」と、自分以外の誰かや何かに振り回されてしまうんですね。

選択肢が多いと人は選べなくなる

今は正解のない時代だというのは、最初にも書きました。

ちょっと前までは「正解」に近いものがあったんですよ。

 

私が社会人になりたての頃は

『女性は、結婚して家庭に入り、子供を産み育てるのが正解』

だと言われていました。

 

だから、会社は文字通り「腰掛け」

入社して2~3年働いたら寿退社。

特に社内結婚だと女性が辞めなければいけないという会社も多かったな。

 

そんな中、私は正解に逆らうかのように働いてましたけど(笑)

25歳を過ぎた女性は「売れ残ったクリスマスケーキ」なんて言われ方もしていましたね。

 

そうそう、良い大学に入って、良い会社に入って、定年まで働くことが正解、というのもありましたね。

 

正解が決まっているなら、その通りにしていれば良かったんです。

自分で判断しなくても、親や社会が勝手に判断してくれる。

 

でも、今はそうではないですよね。

社会の変化のスピードも、ものすごく早いし、大手企業だから安心という時代でもありません。

結婚して家庭に入って、子供を産み育てることだけが、女性の人生でもなくなりましたよね。

 

ということは、自分が何を選ぶのか、何を選ばないのかを自分で決めなくちゃいけなくなったってことです。

そして、選択肢は無数にある。

 

人は、選択肢がありすぎると、かえって選べなくなるとも言われています。

コロンビア大学経営大学院のシーナ・アイエンガー教授が、人間は選択肢の数が多すぎると選べないということをスーパーマーケットで実証したの。

これには、「選ぶ人がどういう人かで変わるから、一概には言えない」という人もいるけれど、選択肢が多くなればなるほど迷うのは、ある意味で当たり前ですよね。

 

だから、誰かに依存して、誰かに決めてもらうことに逃げちゃう人もいるんです。

 

「〇〇さんが××と言ったから」

「▲▲さんがAだと言ったから」

 

何があっても、その人の意見に従う!と決めているなら、それでも良いけれど、そうじゃないから自分の思った通りにならないと文句を言うんですよね。

 

「思っていたのとは違った・・」

 

そしてまた、違う誰かの意見に左右される。

私に言わせると、「いやいや、その人を意見を取り入れると決めたのは自分でしょ?」ってことなんですけど。

自分で選ぶということは、責任を持つということ

私はよく「自分探し迷子」とか「働き方迷子」とか言うけれど。

 

「30歳までに転職しないと転職できない」

「会社員はオワコン」

「これから先は複業が当たり前。複業しないなんてリスク」

 

色んな人が色んなことを言うから、判断基準となる「軸」がないと迷ってしまう。

 

自分の人生は自分で決めていい。

もちろん、働き方だって自分で決めていい。

 

でも、自分で決めるためには判断基準を決めないとダメなんです。

判断基準とは一定の「要件」です。

 

この要件が「軸」ですね。

例えば、私は『自分が笑顔でいられること』を軸として、物事を判断すると決めるってこと。

自分が笑顔でいられることを判断基準とするなら、自分が一番笑顔でいられるのはどれ?と考えればいいですよね。

 

多くの人は、「〇〇の時はどうしたら良いですか?」て言うけれど、まずやることは、自分の軸を決めること。

繰り返しになるけれど、自分の軸が決まれば、迷うことは各段に少なくなります。

 

そして、仮に自分の軸とは違うものを選んでしまったとしても、早いタイミングで気づくことができます。

「あれ?なんか違う気がする。考えてみたら、今回は軸がぶれてたかも」って。

 

それに

自分が決めた軸で判断すると、自分で決めたことに責任が持てるようになります。

「あーー、私が決めたんだよな」って(笑)

 

自分の人生や働き方を自由に選ぶということは、自分で責任を取るということ。

自分の人生や働き方に責任を持てると、色んなことにチャレンジできるようになりますよ。

 

あなたの「軸」は何ですか?

ぜひ、見つけてくださいね。

 

「自分だけでは見つかりそうもないな・・」

「どうやって見つけたら良いか分からないな・・」

 

もし、そう思うなら、一緒に見つけていきましょう。

まずは無料説明会でお待ちしています。

この記事を書いている人

古賀ちぐさ
2級キャリアコンサルティング技能士/ODプラクティショナー。20年以上の会社員経験と人事管理職経験を活かし、「スキルや経験を武器に、会社員のまま自分らしく働く」ためのサービスを提供。2017年4月より、一部上場企業にて非常勤で組織開発の仕事にも携わる。人事経験は12年ほど。

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