キャリア・コンサルティング技能士の古賀ちぐさです。
私はLiberty Womanという屋号で約3年間、個人のクライアント向けにキャリアコンサルティングを中心としたサービスを提供してきました。
でも去年の秋ぐらいから、「このままでいいのかな?」って考えることが増えてしまって・・・
キャリアコンサルティングは、とてもやりがいのある仕事だし、これからどんどん必要性が高まっていくのは間違いない。
だけど、はたしてそれだけでよいのかな?
私が出来ることは、もっと他にもあるんじゃないかな?
そんなことを考えるようになりました。
正直、頭の片隅にはあったものの見て見ぬふりをしようかなとも思ったんです。
だって新境地を開くのは、例外なく大変ですから(笑)
キャリアコンサルの仕事だって、まだまだやれていないこともある。
だったらそれに邁進した方がいいんじゃないか、と自分に言い聞かせたりして。
でも不思議なもので、見て見ぬふりをしようとすると、余計にその事ばかりを考えるんですよね。
そしてキャリアコンサルの仕事も、なんだか滞っているように感じる。
そんな時ある方から、「あなたの進む道はそれでいいの?」と背中を押されたこともあり、見て見ぬふりをする事は止めて、新たな道を進むことにしました。
もちろん私の土台はキャリアコンサルですから、それを完全にやめるつもりはありません。
キャリアコンサルだけではない、新しいブランド『LiberVictus』を立ち上げることにしました。
自分の人生も働き方も、自分が自由に選んでいい
LiberVictusは「自由な生き方」を意味する造語。
なぜ、“自由な生き方”という意味の造語を付けたかというと、私が屋号にしている『Liberty Woman』の理念に関係しています。
Liberty Womanの理念は“女性の自由な生き方をキャリアを通じて支援する”です。
これを具体的な形にしたのが『LiberVictus』なんですよね。
私は結婚しててもしてなくても、子供がいてもいなくても、どんな状況であっても、自分の人生を自分で選択できる女性を増やしたい。
そういう気持ちで、キャリアコンサルをしてきました。
- 今の会社でやりがいを感じない
- 自分の働き方がこれでいいのか不安
- なんとなく転職を考えている
- もっと自分に向いている仕事があるような気がする
私のもとを訪れるクライアントの悩みは、さまざまです。
でもクライアントと接するうちに、「表面上の課題だけを取り上げても解決しない」ということに気づいたんです。
- クライアントにとってのやりがいって何?
- 何を大切にしていて、どんな動機で行動をする?
- 何が好きで、何が嫌い?
- どんな強みを持っていて、どこを伸ばすと成長実感を持てる?
実際に起きている問題だけではなく、その奥にある根本を見ることが、とっても大切。
自分自身にとことん向き合って、自分の人生も働き方も自分自身で選択できる女性を増やしたい、そのサポートをする場所がLiberVictusです。
ひとりで進めようとしていた私・・・でも、やっぱり無理だった(笑)
そんなこんなで働く女性のための、これまでにないブランドを作ると決めたところまでは、よかったけれど。
もともと、ひとりで何とかしようと考えるタイプの私は、最初はひとりで全部をやろうとしていたんです。
でも、できなかった(笑)
考えれば考えるほど、ひとりは無理!!!ってなりました。
そもそも私ひとりの知識や経験なんて、たかが知れているし、勉強をするにしたって時間もかかる。
だったら私の持っていない強みを持っているプロに、協力してもらえばいいじゃないかと考え直したんです。
独立したらひとりでやらなくちゃ!と頑固に思っていた私が、初めて自分以外の人と組むことを決めた貴重な瞬間。
今振り返っても、この時の私、『Good Job!』です(笑)
誰と一緒にやろうかと考えて真っ先に思い浮かんだのが、今回一緒にLiberVictusを作った児玉さん。
逆に言えば、彼女以外に思い浮かばなかったんです。
児玉さんと私は仕事の関係で知り合ったけれど、あくまでも仕事上の付き合いのみ。
個人的にご飯に行ったこともなければ、私の仕事について詳しく話したこともありません。
でも一緒にやるならこの人!とピンと来ちゃったんですよね。
そして私のこういう時の直感は外れません。
児玉さんに「相談したいことがあるの、今度時間をいただけませんか?」とお願いして初ランチ。
そこで「一緒にやって欲しい」とお願いをしたところ、「やります!」と即答。
児玉さんは私に負けず劣らずの直感派でした(笑)
そしてもうひとり。
参加者視点でアドバイスをくれる女性にも仲間になってもらっています。
想いが強いって大切なことだけれど、想いが強すぎると暴走してしまうんで・・・
だから参加者視点での冷静なアドバイスで、頭を冷やすことが大事なんです。
私はキャリアコンサルなので個人視点での話をすることが得意。
児玉さんは組織視点で話をすることが得意。
そして参加者視点でのアドバイスをくれる仲間もいる。
それぞれがお互いの強みを活かして、このプロジェクトは成り立っています。
CoreProgramは児玉さんと私の2人で、当日の講座も担当します。
目指す方向は似ているけれど、得意分野も違うしキャラクターも違う。
きっと、クスリと笑ってしまうような、やり取りが見られると思いますよ。
古賀ちぐさプロフィール
東京都港区生まれ、埼玉県育ち、現在東京都内在住
国立音楽大学 教育音楽学部 教育音楽学科第I類卒業
元ベンチャー企業の人事管理職。OL歴23年、人事歴12年。
OL生活のほとんどを、スタートアップ/ベンチャー起業で過ごし、社長の「古賀ちゃん!明日から、◯◯やってね」のひとことで、ありとあらゆる仕事をする。
人事の中でも、人材採用/人材開発が得意分野。
1000名以上の面接および200名以上の人事面談を実施。フリーになってからは、企業で働くOLを中心に、キャリアコンサルティングおよびキャリアセミナーを行う。
継続セッションを受けているクライアントが全員、「小さなちぐささんが耳元で囁くようになります」と言うほど、「なぜ?」「どうして?」と問いかけるセッションスタイルが人気。
2017年4月より、一部上場企業の非常勤として、組織開発コンサルティングやコミュニケーション研修講師としての仕事にも携わる。
ネガティブで繊細で人見知り。
でも仕事に対しては厳しくて熱い。夢見がちなリアリスト。
- 2級キャリア・コンサルティング技能士(国家資格)
- セミナー講師
- 組織開発コンサルタント