人は誰しも関係性の中に生きています。
それが故に、”人にどう見られているか”にとても影響を受けるのが常です。
ちなみに、私は人からこんなことを言われると心臓がバクバクしてしまいます。
「児玉さんって冷静だよね」
「流石!しっかりしてるよね」
「すごく真面目で安心」
「どっちかというと青系だよね?」
心の中ではモヤモヤとつぶやきが一気に広がります(笑)
「いや、結構熱くなること多いんだよね」
「しっかりしてるとか真面目とか、ちょっとカタブツっぽくてつまらない人に見えてるのかな。」
「青系、、ってロジカルでドライな感じ?物凄く感性系の人間だし、人情家なところもあるんだけどなぁ。冷たい人だと思われてるのかな、ちょっとやだな。」
こんなことを考えているうちに、良かれと思って言ってくれた相手を置いてけぼりにして、自分の内なる声に埋め尽くされてしまうこともあります。
さらには、相手にはもっと自分を理解してほしいのに、知ってもらえていないと悲しくなってしまうことすらあるかもしれません。
でも、よく考えてみてください。
言ってくれた言葉の一つ一つも、決して嘘では無いんですよね。
むしろ、これらの特質を通じて、これまでに信頼や成果を得てきたことも事実なのです。
つまり、自分の一部ではあるけれど、自分は「あんまり気に入っていない」だけ。
しかも、大事なことは、言ってくれた人は自分のことを嫌っていたり、傷つけようと思って行っている訳でも無いことが多い。
むしろ、褒めてくれたつもりかもしれないし、羨ましいということを伝えてくれたのかもしれません。
そして、改めて考えると、逆に
「あなたって感情的だよね」
「しっかりしてないよね」
「テキトーで心配だよ」
「感性・感情の人だよね」
と言われた方が、よっぽどザワザワしてしまうのに気づきます。
つまり、”こうはなりたく無い”と強く思うがゆえに、一生懸命培ってきた逆張りの力だったのです。
だとしたら、
しっかりしている自分も
真面目で、一見クールに見える自分も
青系に見える自分も(笑)
ちゃんと存在を認めてあげたらいいんじゃない?と思います。
- あなたが、人から言われると受け取るのに躊躇したり、嫌だなぁと思っているあなたの特性はなんですか?
- その特性は、これまでのあなたにとって、どんな存在で、どんな役割を果たしてくれる存在でしたか?
そして、ここまで考えると、もう一度同じ言葉を言われても、あまりドキドキしないし、むしろ「自分の個性」や「武器」として見えてくるから不思議です。
こんな自分もあるよね、そう、こんな場合に出てくる特性なんだよね。
捉え方一つで、「自分の嫌な側面」という見方から、「自分の持ち味」の一つというところまで変容しうるのです。
自分に対して、もっとも厳しいのは自分なのかもしれません。
折角持っているのに「いらない」「嫌い」と区別してしまう前に、もう一度、手にとって眺めてみてはいかがでしょうか?
意外とありがたい存在かもしれません。
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そんな青系の児玉(笑)と、赤系の古賀の二人が、絶妙なバランスで行う対話や学びの場に、是非足をお運びください!(服の色が青系と赤系だということもありますが、笑)
場 所:7/3および7/5午前は銀座周辺、7/5夜は大宮周辺(お申込みの方にお知らせします)
定 員:各回6名(最小催行人数:各回2名)
参加費:1,500円もしくは2,000円(税込み)
お申込:コチラからお願いいたします
※2,000円の会はドリンク付き。1,500円の会はドリンクがつきません
※7/3は古賀ちぐさ、7/5は児玉千織が担当いたします